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2024/05/03

卓紹介:ドラクルージュ(ハトサブレ GM)

◆システム名:常夜国騎士譚RPG ドラクルージュ
 (公式サイト:http://dracurouge.tumblr.com/

◆シナリオ名:「残留未練のコントゥーレン」

◆GM:ハトサブレ 様

◆シナリオ人数対応
PL人数:3人~4人
システム初心者:~4人
TPRG初心者:~2人

◆システム説明
貴方は永遠の夜が続くこの常夜国にて、
夜の貴族たる吸血鬼・騎士となり、
時に友と語らい、恋を詠い、優美なる物語を紡ぎ
時に堕ちた騎士と戦い、夜闇よりも深い陰謀をくぐり抜ける――
そういった、美しい物語をみんなで作り上げるのが
「常夜国騎士譚RPG ドラクルージュ」です。
ゴシック(ダークファンタジー)な世界の中で、
お互いに称え合い、本作ならではの
優美絢爛たる綺譚に耽りましょう。

◆物語の背景
 愛と優しさに満ち溢れた勇猛優美な騎士フロレンティア・ヴァルトルート・フォン・ヘルズガルドが治める地、ヴァルトルート領。
 数年前、灼熱と暴虐を振りまく太陽の欠片「陽光の担い手」が姿を現した際、領主は自らの命と引換えに彼の者を退けた。
 領主は領地・領民を護る責務を果たし、夜闇に散っていったのだ。
 あれから幾ばくかの時は流れたが領地・領民の心には未だに傷が深く残っており、領主を敬愛していた騎士たちにもその影響は色濃く残っている。
 そんなある日、忌まわしき災厄である太陽の欠片「陽光の担い手」がヴァルトルート領を再び襲った。
 彼の者を討つために出陣した騎士は、夢幻の如き光景を目にする。
 今にも暴れんとする”陽光の担い手”と対峙する者ーーその姿は過日に消滅したはずの領主フロレンティアであった。

◆ハンドアウト
▼PC1:ヴァルトルート領の騎士
【消えない絆】フロレンティア:主か恋
【推奨の道】近衛・領主(サンプル:ヘルズガルド家の近衛)
【序言】
貴卿は領主フロレンティアに叙勲されたヴァルトルート領の騎士である。
かつてフロレンティアに叙勲された騎士たちは皆、悲しみの想いや新たな展望を求めてこの地を去った。今やヴァルトルート領に残る騎士は貴卿とイザークのみである。
領主を失ってから数年、領主なき領土をなんとか治めていた貴卿の元に、一報が入る。
領主を失った原因である太陽の欠片「陽光の担い手」が再び領内に出現したのだ。
貴卿は「陽光の担い手」討伐のために出陣し、そこで領主フロレンティアと再会する。
彼女は消滅したはずではなかったのか。真相を突き止めなくてはならないだろう。

▼PC2:太陽の欠片を討たんとする狩人
【消えない絆】陽光の担い手:殺か仇
【推奨の道】狩人・遍歴(サンプル:ノスフェラス家の狩人)
【序言】
貴卿は堕落せし者・悪しき者・この世を照らそうとするものを討つ騎士である。
貴卿は太陽の欠片がヴァルトルート領に出現した話を聞き、討伐へ参加するためにこの領地へやってきたのだ。
聞けば、この太陽の欠片は強大な力を有しており、以前この領地に現れた時は退けることが精一杯だったという。
今回もただ正面から相対しただけでは、甚大な被害を被るかもしれない。
本格的に戦いが始まるまでに情報を集め、万全の体勢を整えておかねばならないだろう。

▼PC3:諸領を漫遊する遍歴
【消えない絆】イザーク:友か信
【推奨の道】遍歴・夜獣(サンプル:ローゼンブルク家の遍歴)
【序言】
貴卿は武勲を立てるために諸領を放浪する遍歴・夜獣である。
貴卿は数年ぶりにたまたまヴァルトルート領を訪れると、友であるイザークは貴卿の訪れを歓迎してくれた。
しばらくイザークと語らいの時を過ごしていると、ほどなくして領内に太陽の欠片出現の報が入る。
貴卿にとっては武勲を立てるまたとない好機である。
しかし、イザークの表情は優れない。太陽の欠片討伐に迷いがあるようだ。
何か胸に一物を抱えているのかもしれない。彼の悩みを聞くのは友である貴卿が適任であろう。

▼PC4:ヴァルトルート領近隣の領主
【消えない絆】フロレンティア:信か敬
【推奨の道】領主・賢者(サンプル:ドラク家の領主)
【序言】
貴卿はヴァルトルート領に隣接する地域の領主・賢者である。
領主フロレンティアとは以前から親交があり、良き関係を築いている。
その領主を失って以後、貴卿はヴァルトルート領に対して支援や助言を行っていた。
ヴァルトルート領に再び太陽の欠片「陽光の担い手」が現れた報は貴卿の元にも届けられており、貴卿も現地の騎士と共に出陣することとなる。
ヴァルトルート領を護るため、ひいては自領への影響を最小限に抑えるためである。
その出陣の最中で貴卿は領主フロレンティアと再会する。
彼女は消滅したはずではなかったのか。真相を突き止めなくてはならないだろう。

◆NPC
▼フロレンティア
 フルネームはフロレンティア・ヴァルトルート・フォン・ヘルズガルド
 ヘルズガルド家ヴァルトルート領の領主。
 “教導卿”の二つ名を持ち、戦場では先頭に立ち、時に優しく時に厳しく騎士たちを導いていた
 騎士の模範たる人物。
 領土運営としては民によく目を向け、声を聞き、民に愛される領主であった。
 数年前の「陽光の担い手」討伐戦の際に帰らぬ人となったはずだったが、
 再び「陽光の担い手」が現れた際に姿を現し、ヴァルトルート領のために剣を振るう。

▼陽光の担い手
 太陽の欠片。常夜国で生きる騎士たちの最大の敵。常夜国において存在することを許されない者。
 民を惑わすなどと生温いことはせず、ただ破壊し蹂躙し続けるだけの存在。災厄と呼ぶものもいる。
 放たれる陽光は光だけでなく熱量も持ち、不死であるはずの常夜国の騎士たちすらも焼き尽くされかねない。
 神出鬼没であり、数年前にも一度ヴァルトルート領に現れた。
 その際には領主フロレンティアに撃退されたが、死には至っていなかった。
 全てを焼き尽くすために再びヴァルトルート領に現れる。
 なお、人と同じ形を保ってはいるものの、言葉は通じない。

▼イザーク
 フルネームはイザーク・アルトマイアー。
 フロレンティアの従者。数多くの騎士がヴァルトルート領を去った後もこの領地に残り、
 PC1の補佐をしていた少年。
 年若く人懐っこい性格をしており、体の線はあまり太くない。小間使いには便利で戦闘には向かない。
 フロレンティアを尊敬しており、その彼女が治めるこの領地を愛している。
 ひいてはこの領地に残ってくれているPC1のことも尊敬している。

◆必要なもの:なし!!!(6面体ダイス・筆記用具・メモなど使用しますが、全てお貸しできます)

◆コメント
 どうもハトサブレです。
 最近食べたサブレはひよ子サブレーです。
 今回は「常夜国騎士譚RPG ドラクルージュ」で遊びたいと思います。
 世界観に関しては「◆システム説明」をご一読ください。
 このシステムは端的に言えば「かっこいい・美しい表現を思う存分やろうぜ!」な感じになります。
 耽美的な表現が苦手な人も全然構いません。
 常夜国で彩られる貴き物語の一頁を貴方と共に過ごせれば、私はそれだけで幸いです。
 では、貴卿の手をこちらへ……。この口付けを以て、物語の幕を開くとしましょう。

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2017/07/18 第6回 Comment(0)

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